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| vol.1 (2003年7月発行) | |
| CONTENTS | |
「学力低下を克服するために」 ――小中連携の視点から 大阪市立市岡中学校 小河 勝 先生 |
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| シリーズ 学力向上に取り組む学校 「学習意欲の育成を図る」 福島県白河市立白河第一小学校 |
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超簡単インストール編 |
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| 金ROM−Uを夏にご活用ください 活用・応用編 |
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第1回 金ROMコンクール開催のご案内 |
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| 内容の一部紹介 | |
| 大阪市立市岡中学校 小河 勝先生 講演会 「学力低下を克服するために」−小中連携の視点から 陰山先生と共著で『学力低下を克服する本』(文藝春秋)を出版された小河勝(おごうまさる)先生。中学校の教師の立場から「学力低下」の状況を客観的に分析し、その解決方法として100ます計算の実践を提唱されています。日本標準教育研究所では、2003年3月29日に東京・中野サンプラザで講演会を開催しました。示唆に富んだ小河先生のお話を、一部掲載いたします。 「学力の崩壊」 私は28歳の時に新任教師になりました。以来今年でちょうど30年が終わろうとしているところです。最初の5年間は大変楽しい生活を送ることができました。授業では、非常に高いレベルの討議もやりました。ところが、1978年くらいからガクンとレベルが下がるのです。いまだに忘れないのですが、ある先生が「小河さん、おかしいよ、今年の新入生」と言ったのです。何が起こっているのかなと最初は思いました。しかし、本当に言われたとおりでした。学校が荒れ始めました。ガラスは割られる、授業中に暴言は吐く、授業妨害はやる、いじめが見つかる、たばこが散乱し始める、万引きということで外から通報が入るなど、ウァーと始まったのです。 現在もそういう状況にある学校はたくさんあります。慢性化して、今はニュースにならないだけです。事態としては決して根本的には変わらないまま流れてきています。 「何でおまえらあんなことをするんだ、何でちゃんと授業を受けないんだ」と言うと、「わからない、さっぱり授業がわからない」と答えます。その2〜3人に放課後指導をしました。そうしたら分数どころかわり算ができないのです。ずっと調べていくと九九もまともに覚えていないのです。繰り下がりができないということも分かりました。これはちょっと大変だと、これでは駄目だと思い、他の連中も集めて調べ出したら分かってきました。その辺を考えてつまずき個所がパッとみてわかる方法がないかなと思って工夫をしていて思いついたのが資料(1)のテストチェックシートです。 左側に問題を並べて上に名前を書いて、パッと見てだれがどこでつまずいているかということが分かるようにしたものです。そうやって調べていきまして、このつまずきがすごく重症であるということがだんだん分かってきました。これは自分の考えていた次元ではない。硬い言葉で言うと「学力の崩壊」というべき事態にあるという思いがしました。(以下略) |
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| 学力向上に取り組む学校「学習意欲の育成を図る」 福島県白河市立白河第一小学校 「みちのくの玄関」といわれる白河市は、その名の示すとおり福島県の南部に位置します。その白河市の中心部にある白河第一小学校は、創立117年を迎える伝統ある学校です。 昨今、「学力向上」が盛んに言われていますが、この白河第一小学校は、.36年間の長きにわたって、研究主題を「学習意欲の育成」と揚げ、子ども主体の学習の組織を目指して取り組んでいます。また、平成14年度からは「確かな学力と豊かな表現力を身につけた子どもを育てる」との研究副主題を揚げ、「単元構成の工夫」「単位時間における手だての工夫」を研究の視点とし、国語科、算数科、総合的な学習の時間、養護教育を中心に研究に取り組んでいます。 ●福島県の取り組み 福島県では、平成15年1月に全県の小学校5年生および中学校2年生を対象とした「学習の実現状況の調査」、いわゆる学力調査を実施しました。この取り組みは、調査の結果を分析することにより、学習指導上の問題点および学習指導の改善点を明らかにして、県内の児童生徒の基礎学力の向上を図ることを目的としています。 ●基礎学力向上プラン そうした県の施策を背景にして、白河第一小学校は、平成15年度も基礎学力向上プランの取り組みを進めています。 まず、基礎学力に関する実態把握のために、県の統一調査の他に、独自の実態把握テストの実施と分析を昨年の9月と12月に実施しました、また、昨年の7月には地域の4校合同学力向上「共通陥没実態把握テスト」を実施し、分析しています。これは、同じ通学区域内の1中学校と3小学校が協力して実施しているもので、学力向上に向けた取り組みを共同で行おうとしているものです。この 結果からは、算数の図形領域に弱点があることがわかったとのことです。 こうした実施の分析に基づいて、(1)各教科の授業における実践と、(2)授業周辺における実践の二つの視点で取り組みを進めています。(以下略) |
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